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将棋棋士列伝
あ、負けました(森内俊之)ウヒョー(加藤一二三)
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2012/12/12(水) 08:26 将棋棋士列伝アーカイブ
将棋棋士列伝アーカイブ1 森内俊之名人 (十八世名人有資格者)
森内俊之は森内名人として広く知られた存在だ

トップ棋士の証として羽生善治との対局数が100局を越えている実績がある

他に羽生善治と100局を越えているのが谷川浩司佐藤康光のみ、棋歴が実績を証明している


一見するとヘルメットのような指し手同様に手厚い頭髪が森内俊之のトレードマークである


森内俊之は人柄の良さがにじみ出ている

自身が名人位を失った当日夜のNHKテレビ密着取材のインタビューに真摯に応じる姿は敬服に値した


ねこまど将棋cafe IN下北沢にビッグサプライズゲストとしてゴゴゴゴ、、、と擬音と共に登場

来客者全員を凍りつかせたりするおちゃめな一面


先の竜王戦では丸山ー渡辺戦がBS生放送前に終局放送時間に余裕ができた

大盤解説を務めた森内名人は急遽タレントつるの剛士アマ三段と大逆転将棋を指し

つるのが手が見えず悪手を連発するものの絶妙な指し回しで見事つるのアマ三段に花を持たせた


対局に負け煮詰まってくるとストレス発散の為バッティングセンターに出向くのがストレス解消法

一方でアタック25に一般参加&出場したこともあるほどクイズ好きな一面がある

またバックギャモンチェスにも造詣が深い

しかし趣味に興じる姿とは対照的に対局中の森内俊之はその重厚な受けで鉄板流と呼ばれる存在感を現す

特に名人戦に於ける存在感は羽生三冠ですら圧倒する存在感を放つ


閑話休題

週刊将棋の名物4コママンガオレたち将棋ン族」に登場する森内俊之

アゴが長く描かれていてデフォルメされている

そのキャラクターも人柄の良さがにじみ出ているので参照されたい


贈りたい称号 森内俊之水を一口飲んで、か・ら・の〜「あ、負けました」十段
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2012/12/13(木) 08:58 将棋棋士列伝アーカイブ
将棋棋士列伝アーカイブ2 渡辺明竜王 (初代永世竜王有資格者)
世間一般では渡辺明竜王といえばコンピューター「ボナンザ」と対局した棋士のイメージだろう

その個性的なルックスから「魔太郎※」や「魔王」「◯◯◯◯」(自主規制)などのニックネームで呼ばれる

(注釈※藤子不二雄の名作ホラー「魔太郎が来る」の主人公魔太郎から命名された)


当時20歳で竜王を奪取した渡辺明が竜王位を9連覇するとは誰が予想しただろうか


その魔太郎のエピソードの1つとして

タイトル(竜王)を獲得するまで詰将棋に真剣に取り組んだことは無いと言っているのだ

妻である伊奈めぐみ詰将棋作家なのに興味なかったというのが面白い

本人曰く詰将棋を解くのは苦痛だそうで

実際の対局で詰ましに行く場合は相手が間違えてくれる事があるので詰将棋の方がキツいそうだ


大勢の棋士は詰将棋を棋力向上の一貫として取り入れているのが普通(羽生善治もしかり)だが

詰将棋に取り組まないまま竜王位に登り詰めた渡辺明は終盤力がとてつもなく強いのだろう


ちなみに第23期竜王戦後に放送された特集では憧れの羽生さんというフレーズをNHKがやたらと強調していたが

渡辺明が実際に憧れていたのは谷川浩司であるので注意されたい(谷川の棋譜はすべて並べたそうだ)


また歯に衣着せぬ言動(毒舌)が持ち味でもあり過去には

「いつまでもおっさん(羽生世代)が勝ち続けているのはいけない」とか

若手に積極的に質問をする丸山忠久、三浦弘行、深浦康市を「質問三羽鳥」と呼んで物議を醸した

ゴキゲン中飛車を終わらせる」と公言し波紋を呼んだ


以下事実を列挙

前述の因縁もありNHK杯決勝で初手3六歩を指し丸山忠久を挑発するも敗れる(放送時解説Y会長)

NHK杯準決勝(糸谷哲郎)での収録時間を多く余しての短手数負け

NHK杯決勝(羽生善治)の自戦記を当日の内に書いて送信し、担当記者の後藤元気を驚かせる


ボナンザとの世紀の対局イベントのギャラは1000万円(Y会長談)

ソフト指しではないかと疑惑を一部で持たれた(はっきりと否定している)

羽生を羽生と思わないで勝つ(オレたち将棋ン族)


竜王戦に強いのは「金がいいからですよ」(オレたち将棋ン族)

趣味の競馬が乗じて競馬の専門番組にゲストで出演した

特にグリーンチャンネルの草野仁のスタジオGate.jにゲスト出演時は前後編1時間たっぷりトークした

竜王戦の対局で訪れたフランスでも競馬場へGO! しかも馬券に勝つ! が対局は負ける


震災で電車に乗れなかった為に対局のある将棋連盟まで自転車で移動した

大盤解説は20歳当時の若手時代から抜群に上手い(=喋りが上手い

笑うと意外とカワイイ(笑)

妻(伊奈めぐみ)のブログが面白い

以上の様に話題には事欠かない渡辺明だが竜王位の在位記録をどこまで伸ばすか注目していきたい


贈りたい称号 渡辺明面倒なんで妻の小遣いは1年分まとめて渡すことにした十段


2012/12/14(金) 08:17 将棋棋士列伝アーカイブ
将棋棋士列伝アーカイブ3 久保利明九段
久保利明は「さばきのアーティスト」と呼ばれる程の振り飛車党随一の強豪棋士

攻めの鈴木大介八段、ファンタの藤井猛九段と共に振り飛車御三家と称される


若手注目株の菅井竜也五段が久保利明とそっくりの将棋を指すということで注目されたりした

事実菅井竜也は久保利明と窪田義行の棋譜は必ず並べそうだ

そっくりは悪い事ではなく久保利明をそれだけリスペクトしているということである

(かつて渡辺明竜王が谷川浩司の将棋をすべて並べた様に)


久保利明は一度A級陥落の憂き目を体験したがB級1組に陥落した後に力が伸びていった

前期までは堂々のA級と二冠であったが力がついた理由を久保自身の発言から汲み取ることができる


タイトルを取り始めた頃からインタビューなどで将棋を楽しんで指しているという趣旨の発言が増えたのである

また近年はさばきを表芸とし終盤の粘りを裏芸とする評価もある


久保利明はタイトル通算5期の現在でも着物の着付けを苦手としており

長襦袢を間違えて着たり、羽織を裏返しに着る禁じ手はもはやおなじみの光景になりつつある


かつて久保利明は自他共に認める?イケメン棋士だったが現在は少々ふっくらした印象である

久保ちゃん太ったよねとある棋士がテレビでも発言していた)


後手ゴキゲン中飛車、先手石田流といえば久保利明の今や代名詞であり

B級に降級し棋王王将も失った久保だが、目下1期でのA級復帰の可能性を残し

先日JT将棋日本シリーズで羽生三冠を決勝で下し優勝し復調の兆しを見せている


贈りたい称号 久保利明将棋を楽しむことを心がけています十段


2012/12/14(金) 16:00 将棋棋士列伝アーカイブ
将棋棋士列伝アーカイブ4 窪田義行六段
窪田義行は自称「タテの振り飛車」と言う一風変わった棋風だが

一昨年度は棋王戦で勝者組の決勝まで進出

王位戦では王位予選を見事突破し王位リーグに初めて参加した実力者


今期も若手と中堅とベテランの層が厚いB級2組に在籍しながら目下3番手につけB1昇級の可能性を残している

以前当ブログで窪田義行六段は佐藤天彦七段に勝つと予言(指摘)していたが 予言が的中

窪田義行六段、悲願のB級1組昇級と七段昇段へ その可能性は高い


B級2組は7回戦を終了しているが窪田義行六段は5-1で並んでいた佐藤天彦七段を破り6-1に星を伸ばした

6-1は4人しかおらず順位上位から藤井九段、飯島七段、窪田六段、豊島七段となっているが

次節が窪田六段VS飯島七段の潰し合いなので、鬼勝負になること必死 もちろん勝てば昇級圏内である


おそらくB級2組からの昇級者は振飛車党である藤井猛九段と窪田義行六段になるのではないか


実績も十分ある 過去にはNHK杯でベスト4の快挙(予選からの勝ち上がり)も達成しており

関係者からはその棋風とユニークな人物像を総称して「窪田ワールド」と呼ばれている


どこがユニークかというと

初手脱衣」(正確には初手を指す前に背広の上着を脱ぐ

「大きく何度も頷く」(読みを入れる時の癖と思われる)


アイアンクロー」(自分が劣勢の時に手の平で顔を覆う仕草)

「トルマリンの数珠を幾重にも重ね着け」(最近はしない)


「ドリンクを大量に持参」(時間の短い早指しの対局にもたくさんのドリンクを用意した)

炭酸水の瓶の栓を開けた後耳に当てて聞く様な仕草をする」(炭酸音を確認しているのか)


途中着衣」(一度脱いだ背広の上着をそれほど時間を置かずに再び着る

菌を殺す機械を持参」(空気清浄機の様なもので持参する七つ道具の1つらしい)


ちなみに駒の並べ方(作法)は「大橋流」が多い中「伊藤流」を貫いている

また窪田義行が2冊の著書まで出している「3三角戦法」は窪田が得意とする窪田流の戦法だ


天下一将棋界2の愛好者であり一般人との対局イベントにも六段としては異例の登場をした

注目の若手菅井竜也五段が久保利明九段のクローンの如く振飛車を指しこなしているのは有名だが

その菅井竜也が必ず棋譜を並べる棋士に久保利明と窪田義行の名を挙げているのだ


スマートな棋士が多い中、個性的な棋士の筆頭ともいえる窪田義行の活躍を期待したい


贈りたい称号 窪田義行実は小学生名人(微苦笑)十段


2012/12/15(土) 00:39 将棋棋士列伝アーカイブ
将棋棋士列伝アーカイブ5 田中寅彦九段
田中寅彦といえば一目で大っきいな♡という印象を誰もが抱くだろう


棋界一とも言えるその長身は推定2m弱ざっくり計測による)


その長身であるがゆえパロディのネタには事欠かない


「NHK将棋トーナメントの解説時に
田中寅彦の顔が画面上部にはみ出して首から下だけが映っていた」とか

「NHK将棋講座を担当した時に
右端の田中寅彦の手が左端の聞き手の女流棋士の肩まで届いた」とか

「渡辺明対羽生善治の前々期竜王戦にて
立会人の田中寅彦が控え室から対局室まで一歩で着いた」とか


ありえない設定なのだが容易にその姿が目に浮かぶだろう


棋士としての田中寅彦はA級在籍はもちろん順位戦4期連続昇級やタイトル棋聖奪取の実績を持つ

また序盤研究の第一人者としても名高く「序盤のエジソン」の異名を持つ非凡な棋士と触れておきたい


贈りたい称号 田中寅彦将棋会館の4階の窓から直接玄関に降りようとした十段


2012/12/15(土) 01:46 将棋棋士列伝アーカイブ
将棋棋士列伝アーカイブ6 勝又清和六段
勝又清和といえば将棋中継ではパソコンを駆使しデータ解説でおなじみの「教授」のイメージだが


梅田著「どうして羽生さんだけがそんなに強いんですか」でも取り上げられた通り

コンピュータ将棋の世界に造詣が深い棋士である


「教授」というイメージ言わば肩書きを付けられたために

どうして勝又さんはそんなに弱いんですか」という厳しいジョークも目にしたことがある


しかし勝又清和のコラムや棋譜解説は秀逸なものが多い


何よりコンピュータといえば勝又清和と名が浮かぶ個性というのは素晴らしいことではないだろうか


他にも東大といえば片上大輔 詰将棋解答NO.1といえば宮田敦史というのも立派な個性


野球の打順にも1番タイプ 2番タイプとあるように

棋士も4番バッターばかりでは面白くない

バント犠打のウマい職人や盗塁のできる足の速い野手がいてこそ試合は成立する

個性は立派なタイトルホルダーとも言えるのだ


贈りたい称号 勝又清和別室からデータ分析をお送りします十段


2012/12/15(土) 02:15 将棋棋士列伝アーカイブ
将棋棋士列伝アーカイブ7 中原誠十六世名人
中原誠は「棋界の太陽」と呼ばれた


木村義雄十四世名人が「君に後を託す」と言った大山康晴十五世名人に代わって中原誠は台頭してきた


他にも強い棋士はたくさんいた

しかし時の名人大山康晴名人と名人位を懸けて戦いに挑んだ幾多の棋士の多くは名人位を奪取できなかった

番外戦術に長けた大山康晴名人の牙城は高かったのである


ところが中原誠には大山康晴の番外戦術はまったく通用しなかったそうである


世間では中原誠の名はゴシップ報道でされたセンセーショナルなイメージが今も残っているかもしれない

(有名なフレーズとして
突入しまーーーす」又は「突撃しまーーーす」がある)



それでも現役時の中原誠の対局姿から感じるのは「棋界の太陽」の名に相応しい棋士としての存在感

駒を打つ(指す)所作は今見てもとても優雅で見る価値がある。


引退会見で「心残りがあるとすれば羽生さんとタイトル戦で対局できなかったこと」と打ち明けた


名人位の歴史は中原誠までは圧倒的だった。中原誠の名人在位は15期

中原誠から後を受け継ぐはずだった谷川浩司は永世称号を保持しているとはいえ名人在位は5期のみ

そして羽生善治と中原誠のタイトル戦は名人戦はおろか七つのタイトル戦で1つも実現しなかったのだ


中原誠の後に圧倒的な実績を残しているのは羽生善治なのだが

二人がタイトル戦で対局できなかったことは残念でならない


贈りたい称号 中原誠羽生さんのタイトルに挑戦しまーーーす十段




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