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将棋棋士列伝
あ、負けました(森内俊之)ウヒョー(加藤一二三)
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2012/06/28(木) 23:13 超将棋棋士列伝EXTRA
超将棋棋士列伝 EX① 渡辺明竜王と草野マッチョ仁
筋肉モリモリ

しゃべるマッスル司会者草野マッチョ仁の冠番組

グリーンチャンネルで好評オンエア中のスタジオGate J.

我ら(笑)渡辺明竜王が満を持して登場した


前後編合わせて1時間

ほぼ丸々渡辺竜王をフィーチャーしたボリュームある内容であった


感心したのは時間をたっぷりかけて渡辺竜王を紹介したこと

将棋を知らない視聴者にもよく解る内容だったのではないだろうか

もちろん棋士渡辺明竜王を知る愛棋家も楽しめる内容であった


末はフルタイム競馬ジジイ&競走馬のオーナーという渡辺竜王の

唯一の趣味である競馬愛がおもしろおかしく(笑)紹介されていて面白かった


渡辺明竜王は百戦錬磨の草野マッチョ仁の鋭い質問にも

問答に詰まることなく滑舌よく流暢にトークを展開

相変わらずの頭の回転の良さを披露していた


トークの中で2008年の永世竜王を懸けた羽生善治との七番勝負

もう一度3連敗から4連勝をしろと言われてもムリ

3連敗した時は早く終わって6ヶ月後くらいに飛んで逃げ出したい気持ちだった

2勝して2-3になり色気が出て来たなどと当時の感情を素直に語っていた

自分の棋士人生でも残るような大きい勝負だったと語っていたのは正直な感想だろう


竜王への質問コーナーの中には羽生善治はどういう存在かという様な

あちらこちらで何度も繰り返し聞かれているであろう愚問もあったのだが

竜王は嫌な顔をせず丁寧に答えていた


私が見る限りもう渡辺竜王は確固たる地位を築いた棋士であるので

今更羽生善治を語らせるような愚問はやめてほしいと思うのだが

将棋を知らない視聴者の目線で番組を構成しているのであろう番組スタッフとしては

やはり知名度のある羽生善治の名を出さない訳にはいかないのだろうなというのも何となく解る


ただマッスル司会者草野マッチョ仁がどれくらい将棋に造詣が深いか判らないが

『あの羽生さん』を連呼していたのはちょっとゲンナリした

今日のゲストは竜王位8連覇、王座を羽生から3-0で奪取した渡辺明竜王なんだと思うのだけど

私が竜王だったら面白くない

まあそこは大人の対応で竜王は番組を盛り上げていた


誤解のないように記述しておくが

私はマッスル司会者草野マッチョ仁は好きな司会者なので彼を批判している訳ではない

ただもう渡辺竜王に羽生善治の凄さを語らせるような質問はいらないだろうといいたいだけだ

グリーンチャンネル様、草野仁様を批判するものでは何らありませんのでそこはあしからず)


とまあ気になるやり取りもあったのだが番組を通して竜王の競馬愛がよく判る内容

棋士がゲストのトーク番組としてはかなり充実した放送であったと思う


そして7月中には既報通り渡辺明竜王のブログ10年の集大成

「明日対局。」伊奈めぐみさんのイラスト付で無事発売される見通しのようだ


渡辺竜王 第71期の名人位期待しています!
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2012/07/06(金) 03:19 超将棋棋士列伝EXTRA
超将棋棋士列伝 EX② 羽生善治 通算タイトル獲得数81期で歴代記録を更新
7月5日は 七冠達成の2月14日と同じくらいの歴史的な1日となった

第83期棋聖戦が第3局で決着した

年齢差17歳の新世代との戦いは

羽生善治棋聖(王位)が中村太地六段を3-0で退け防衛を果たしたのだ


そして同時に通算タイトル獲得数を81期とし

故大山康晴十五世名人が築いた歴代記録1位の80期を更新した瞬間でもあった


単純に81期と言ってもピンと来ないかもしれないが

渡辺竜王曰く「四冠王でも20年かかる」そうだ

なるほど4冠×20年=80期 は途方もない記録だということが改めて判る


この偉業を数字だけで語るのは棋士羽生善治に申し訳ない

できるなら結果よりも1手1手の意味を理解してみたい

だが、羽生善治がどう凄いのか僕には説明する事はできない(橋本崇載談)

プロでも自分の構想を理解できる人は少ないが羽生さんは勿論解ってくれる(渡辺明談)

プロになってからも純粋にファンとして羽生さんを見ていた(藤井猛談)


トッププロ達がこう語る棋士羽生善治を末端アマの私が語れるあろう筈が無い(笑)

であるなら徹底的に大多数の一観戦者の目線で感想を述べたい


長沼洋七段は初出場したNHK杯で羽生善治と初対戦し逆転勝ちした一局

生涯最高の一局と誇っている


長沼洋七段の談話は最新号の将棋世界8月号で目にした記事だが

おそらく多くの棋士達からそういう対象で見られてきた羽生善治の存在意義は大きいなと感じさせられた


もしも羽生善治がいなかったら、、、

谷川浩司の時代が永く続いたかもしれない

羽生世代ではなく森内世代と呼ばれていたかもしれない


それでも七冠を達成するような棋士は生まれていただろうか

もっと言えば羽生は七冠に話題が集まりがちだが六冠、五冠を保持していた期間も長い

そんな棋士が登場していただろうか? それは想像の域を出ない


しかし現実に七冠を全制覇した棋士は誕生したのだ

そしてその棋士は今も活躍を続け 歴代1位の新記録81期を2012年7月5日に達成したのだ


ニュースで野球やサッカーほど大きく取り上げられる話題ではないのかもしれない

文化的な視点から国民栄誉賞の打診を考える関係者もいるかもしれない

しかしそんなことよりも ただ羽生善治が積み上げて結果を残してきた事に拍手を贈りたい


頑張っているのは敗者も同じ事 今回は敗れた中村太地六段も頑張ったんだ 頑張っているんだ

だから初挑戦の今回は引き立て役に回ってしまったかもしれないが

きっとそう遠くない内にタイトル保持者になるような棋士になるだろう その第一歩だったんだ


そして常にスポットライトに晒され 期待を背負わされ 将棋を指し続け結果を残し続けてきた

羽生さんが今どういう心境でいるのか私は知りたい


記者会見で羽生さんは以下のようなコメントを残した(一部抜粋)

今となっては故大山十五世名人と対局することはできない

 少しでも近づけるように向上していきたい。

 初めて十代の時に出た竜王戦で、タイトル戦になじんでいくのは大変だなと思った

 記憶としては最近のものの方がよく覚えている。

 最近の実感としてタイトル戦を1回勝つのは本当に大変

 まだまだ四十代、あんまり先の事を考えると嫌になってしまうので(笑)

 自分なりにできることをやっていく。

 現実に81期になっても、もうそんなになったかなと思うところもある。

 三十代に入ってから、ぼんやりしていると置いていかれてしまう感覚はあります。

 モチベーションも急に極端に上がる事も下がる事もないので

 平均的に良いパフォーマンスを目指していく。」


破られていない大山康晴の記録は他にもある

現実に通算タイトル獲得数で巨星大山を越えた羽生の目前には何が見えるのだろう

頂上からの景色はどんな未来が見えるのか それは羽生善治しか知らない


そして羽生ですら1タイトル獲得する事が大変であると感じていて

六十代、七十代の自分を考えるのは嫌なものだと思っている所に、変わらぬ親近感を覚えた

そして凡人と変わらぬ様に、もうそんなになったかなと月日の流れを感じていて

ぼんやりしていると置いていかれると思っている

頂点を極めた人がそう言うのだから、それが妙に人間らしくて嬉しい


よく天才羽生善治とか耳にする

でもそれでは努力して来た部分を否定しているようであまりにも可哀想


羽生は勿論、努力をひけらかすような奢りはない

頂点を極めているからこそ勝つのが当然と思われがちで、してきた努力も見ていてほしいはず

そして頂点に立つ者は孤独だ きっと羽生もいい意味で孤独だと思う それは強者の代償


そして棋士なら誰でも夢見るタイトルの獲得数を歴代1位とした今

文字通り羽生善治は孤高の存在となった

羽生の立つ頂上からは何が見えるのだろうか

しかし当然ながら81期を積み上げた羽生さんにも初めてのタイトル挑戦の時があったのだ

奇しくも今回敗れた中村太地六段はタイトル初挑戦 彼の歴史もまたここから始まる


そして羽生善治と同じ時代に生まれて リアルタイムで歴史を目の当たりにできて幸せと思う


2012/07/14(土) 22:12 超将棋棋士列伝EXTRA
超将棋棋士列伝 EX③ 王座戦挑戦者は中村太地六段か羽生善治二冠に決定
第60期王座戦 

昨年度 羽生善治の20連覇を阻み、王座を奪取した渡辺明王座に挑むのは

挑戦者決定トーナメント決勝まで勝ち上がった

中村太地六段 か 羽生善治二冠 の何れかになった


棋聖戦の再現となる顔合わせが実現 面白いカードになった


中村太地六段は棋聖戦五番勝負でまさかの0-3ストレート負けをしたが

その借りを返すには絶好の舞台がこんなにも早くもやって来た


羽生善治二冠としては19年保持してきて昨年度奪われた王座

是が非でも渡辺明王座から奪還したいところだろう


中村太地六段が2つ目のタイトル挑戦を決めるのか

羽生善治二冠が中村を返り討ちにしたうえで、王座に返り咲くのか


今期の王座戦の行方から目が離せない


2012/07/22(日) 01:54 超将棋棋士列伝EXTRA
超将棋棋士列伝 EX④ 羽生善治二冠が鬼勝負を制し王座戦挑戦者に決定!
王座戦挑戦者決定戦は羽生善治二冠が中村太地六段を退け

羽生善治二冠が渡辺明王座とのリベンジマッチに名乗りをあげた


同時に21年連続同一タイトル出場の歴代記録に並んだ


同一タイトル出場も確かに凄いのだが

昨年連覇記録が途絶えたとはいえ19連覇は圧倒的な実績


また羽生が王座戦登場を決めたことによって

今年度も再び名人戦〜棋聖戦〜王位戦〜王座戦と4タイトル連続での登場となる


タイトル1つ挑戦することも大変な過程だが

1年度七タイトルのうち未だに過半数の盤勝負に羽生が登場している事実に改めて驚く


王座戦は王位リーグや王将リーグに比べれば4連勝で挑戦できるのだから簡単そうだが

実際は1敗すれば敗退の16分の1の確率であり 羽生以外の15人は4連勝できなかったのである

4連勝の内訳は ◯戸辺誠六段 ◯広瀬章人七段 ◯木村一基八段 ◯中村太地六段

難敵に簡単そうに勝って見えるのが羽生の凄い所


しかも挑決の中村太地六段にはこれで5戦5勝となった

昨年度飛ぶ鳥を落とす勢いだった中村六段でさえも羽生の壁は厚かったというところか

ここまで勝てないと中村六段にトラウマができてしまわないか心配になる


そして待ち受けるは渡辺明王座

どちらが勝つにしても第5局まで見たい 「御願いします」m(__)m


2012/07/22(日) 02:33 超将棋棋士列伝EXTRA
超将棋棋士列伝 EX⑤ 新人王戦の門倉と青流戦の瀬川と達人戦の加藤一二三
昨年度三番勝負で豊島将之六段(当時)と佐藤天彦六段(当時)の豪華な顔ぶれで

大いに盛り上がった新人王戦の第43期も大詰めを迎えている


今期は永瀬、糸谷、藤森、門倉など面白い顔ぶれが残っており

決勝が楽しみである

(それにしても門倉四段は不戦勝と対局延期があったが、体調不良なのか?心配だ


引退した石田九段も弟子の門倉四段には大いに期待しているようだし

タイトルは遠いとはいえ棋戦優勝は夢ではない 新人王もあるのではないか門倉 大穴だが(笑)


気になったのは同じく若手のフレッシュな棋戦 加古川青流戦である

昨年の第1回は船江恒平四段(当時)が勝ったのだが

期待される中で0-1から結果を残した船江恒平は立派な男だと思う もっと評価されていい

2期目の順位戦(C1)は苦戦模様だが昨期全勝(C2)の実力はこんなものではないはずだ


加古川青流戦が気になったと書いたのは第2回のトーナメント表を見て

瀬川晶司四段の名があったからである


瀬川四段には申し訳ないが加古川青流戦に参加するのは違和感がある

参加資格四段なのでルール上もちろん問題ないのだろうが年齢制限を設けた方が良い


もっと言えば伊藤真吾四段も感覚的にギリギリ出場資格を満たしていない感じがする

29歳以下に限定した方がいいのではないか?

瀬川四段はむしろ達人戦に出た方が違和感ないのだが(出場資格獲得は厳しいが)


話題に出た達人戦は第20回が佳境を迎えている

達人戦の問題点については以前にブログで触れているので割愛するが

今期は羽生が決勝に残ったのは妥当として

もう1つのブロックでは森内名人と加藤一二三九段が残っているのだ


ここは森内名人には悪いが加藤一二三九段に勝ってもらって

羽生と加藤九段の決勝戦を見たい 「御願いします」m(__)m


[*追記]富士通杯達人戦(非公式戦)準決勝において

加藤一二三九段が痛恨の2手指し反則により敗退(°ロ°;)

加藤一二三九段対羽生二冠の決勝は幻となり決勝は森内名人対羽生二冠となった


2012/07/27(金) 18:52 超将棋棋士列伝EXTRA
超将棋棋士列伝 EX⑥ 将棋界に電撃サプライズはあるのか
このたび中村太地六段が米長邦雄門下から中原誠門下に移籍しました

もしくは

このたび羽生善治二冠が関東所属から関西所属に移籍しました

といったところか


先日イチローのヤンキース電撃移籍を見て将棋界で言えばどれくらいのニュースだろうと想像してみた


羽生善治二冠が将棋界を去りチェスに本格参戦したら

日本球界からメジャーリーグに挑戦するようなものだろうか


いずれにしても将棋界(将棋連盟)は何かサプライズを起こす様な企画なり活動を生み出すべき


私が見る米長会長は現時点で他の誰がやるよりベストな会長だと思う

会社でいえば米長会長ほど行動力のある社長は相当デキる社長

しかし私がベストだと思う米長会長がいくら頑張っても将棋の普及発展は思う様に進んではいない


そうであるならば私が思うに現在序列1位の渡辺明竜王をもっと積極的に使うべき

序列1位にはそれだけの責任が伴ってしかるべき

対局やタイトル戦が重ならない限り竜王にもっと大きな仕事をさせた方が良い

すべては将棋界の将来のためである


2012/08/02(木) 05:08 超将棋棋士列伝EXTRA
超将棋棋士列伝 EX⑦ 4年に1度の祭典! 将棋オリンピック開催案
電王戦を改め統合し4年に1度 連盟主催で将棋オリンピックを開催してはどうか


◯プロA代表渡辺明竜王と羽生善治二冠

◯プロB代表広瀬章人七段と豊島将之七段

◯アマ代表清水上アマと今泉アマ

◯コンピュータ代表ボナンザ連合とナユタ2012(旧名あから)


金メダルを懸けてガチンコ勝負

しかし4年たつとコンピュータに歯が立たなくなっている可能性は高い


米長会長が金メダルを授与するのは人間であってほしいが

人間が誰も勝てない将棋ソフトの誕生はもうすぐ目前まで迫っている


2012/08/02(木) 05:41 超将棋棋士列伝EXTRA
超将棋棋士列伝 EX⑧ 夢と実力の関門、奨励会三段リーグに棲む魔物
奨励会三段リーグも終盤の大詰めを迎えている


抜け番も考慮しなければいけないが6局を残した時点で10勝が2名


ボーダーライン14勝が当確ラインだとすると

現在10勝で1、2位の2人もあと6局中4勝はしなければいけない計算であり

まだまだ厳しい戦いが続いていくのである


プロではなく一般人なのであえて名前は伏せるが

名人戦やNHK杯の記録係としてお馴染みの所司門下の◯◯三段

ここまで10勝2敗できており四段昇段に王手がかかっている状況

年齢制限も迫っているのでぜひ念願を叶えたプロの姿を見たい


しかし三段リーグには魔物が棲んでいるという

プロの壁は厚く高いからこそ価値がある


親のコネや七光りも裏口入学も通用しない 実力主義 実力社会


どんなに歌が上手くても芸が面白くても

事務所に力が無ければ世に出ることも認められもしないタレントや芸能人と違って

将棋は強ければ1番になれる そこに政治的な思惑は作用しない


強ければいい 誰であっても羽生に勝てるなら 渡辺明に勝てるなら

誰でもタイトルを持ち1番になれる
のだ


逆に言えば

歌が上手くなくても芸が面白くなくても事務所の力でスターになれる歌手や芸能人と違って

将棋の弱い人はそもそも棋士にすらなれない そこははっきりしている


そして奨励会三段リーグがある

夢を実力で叶え プロになるのはどの2名だろうか 楽しみでならない


2012/08/03(金) 02:54 超将棋棋士列伝EXTRA
超将棋棋士列伝 EX⑨ 山崎隆之新竜王誕生か?
第25期竜王戦の決勝トーナメントも佳境を迎えている

左の山には1組優勝の深浦康市九段が控え、前期挑戦者の丸山忠久九段が勝ち残り

右の山からは1組2位の山崎隆之七段がすでに挑決3番勝負出場権を得ている


結論から言うと ある条件が整った場合という仮定の話だが

今期渡辺明竜王の防衛は相当に危ないのではないか


なぜかと言うと 前述したある条件が成立した場合

つまり 深浦九段 丸山九段 山崎七段 の中で

山崎隆之七段が挑戦者になった場合に限って

竜王位の移動の可能性があると私は見ているのだ


山崎新竜王の誕生があるのではないかと思う最大の理由

渡辺明竜王に心の隙ができるだろうという点だ

悪く言えば山崎七段をナメてかかると痛い目に遭い兼ねないだろうという事だ


竜王にマイナスのデータを挙げると

渡辺明竜王は8連覇が彼自身の中で知らずのうちにマンネリ化していて隙が生まれること


木村一基戦は初防衛戦だったので例外として

過去の対戦相手がすべて自分より実績ある棋士だった所が

今回山崎七段になれば自然と心に隙ができてしまい

そこに付け入る可能性があるということ


そして自嘲気味の山崎七段が挑戦者となった時

羽生相手ではまったくいいところがなかった山崎七段がおお化けする可能性もあるのではなかろうか


まずはもう少し挑決トーナメントのゆくえを見守りたい


2012/08/03(金) 06:50 超将棋棋士列伝EXTRA
超将棋棋士列伝 EX⑩ 五輪から学ぶ夢を叶える方法〜目標を抱き、夢はたくさん持とう
オリンピックメダルを獲った あるいは獲れなかった

手が届きそうで届かなかった

同じ銀メダル銅メダルでも 金メダルを逃して悔しがる

メダルを獲れただけで幸せな人


それぞれがどこに目標を置いているかによって

選手たちの感情は千差万別


泣き 笑い 喜び 悲しむ


中でも一番辛いのは悔いが残る感情


4年間なにをやってきたんだろう とは団体戦を終えた直後のU選手の言葉だが

積み重ねて来た努力が結果として結実しない場合

報われない努力は苦しみへと変わる


きっと例外なくスポーツ選手はその競技が好きでその種目をやっているはずだ

だから競技をすること自体に苦しみはない

なぜなら好きな事は続けられるから


しかし競技のレベルを上げていこうと思えば

そこで訓練や練習が必要となる

そして初めて好きで始めた競技が嫌になってくる瞬間が来る


それは競技の試合自体は好きでも

繰り返し努力し続けなければならない練習や研究は大抵キツく辛いものであるからだ


それでも好きな競技でレベルをアップする為に辛い練習を重ねる


大きな目標のためにならその過程であるキツい練習や特訓を乗り越えられるのだ


その目標はそれぞれの個人のレベルに沿った目標で良い

オリンピック 国体 プロ アマチュア 県大会 子供大会 何でも良い


目標を達成するための努力ならきっとできる


逆に言うと

目標のない努力なんてできない


目標のない努力はただ辛いだけの努力だからだ

辛いだけの努力なんてできない

少なくとも私は嫌


しかし人生は何の目標もなくただ毎日をつらい思いで過ごしてしまいがち

例えば仕事場と職場をただ往復するだけの日々

その先に何があるというのだろう


会社のために働くのではない

お金を稼いで そのお金で何かをしたいから働くのが筋

だから何をしたいのか目標を立てておかないと それはただ辛いだけの毎日になってしまう


将棋の棋士だって同じ

何の目標もなくただ漠然と次の対局に勝つために研究を何十時間も続けるのはつらいはず


それができる棋士はきっとタイトルを獲りたいとか明確な目標があるから努力し続けられる


勝つ為に努力するだけでは負けた時に好きだった将棋が嫌いになるかもしれない

目前の勝敗の先にある大きな目標を抱いてこそ 頑張り続けられるのではないか


人は目標を持っていれば辛い事も乗り越えられる

そして目標は明確にはっきりとさせておいた方が良い

1つだけじゃなく複数同時に抱いたって良い

夢はたくさんある方が良い


羽生善治はある意味 7つの夢を抱いて 7つの目標を同時にすべて達成したのだ

当時婚約した結婚を含めれば8つの夢を叶えたといっていい


そんな事が世の中には現実に起こりうるのだ


そう考えたら七冠当時若干20代前半の羽生善治の年齢とは大きく離れている私ではある

1つや2つの夢くらい叶えることはできるんじゃないかと思っている


そしてそれを実現させる為

素敵な目標を立ててみたいと思う


2012/08/04(土) 05:58 超将棋棋士列伝EXTRA
超将棋棋士列伝 EX⑪ 1人でも成立する将棋の様式美の素晴らしさ
オリンピックを見てつくづく思うのは

スポーツの名場面は観客が盛り上げ創るものなのだという所だ


将棋を頭脳スポーツと例える場合があるが

そういう観点からすると将棋は対局室に観客が入り盛り上げる訳でもなく

対局の内容や印象は完全に棋譜のみに委ねられるのであって

スポーツというよりは事前に受験勉強をしてきた棋士が受験テストを受けている様に思える


なにより対局室の静寂と空気感は受験のあのピリピリとした空気感と至極似ているではないか


たとえ体操のU選手がオリンピックで金メダルを獲得したとしても

まったく観客のいない会場でした完璧な演技は金メダルと呼べるだろうか


しかし将棋の場合はそこに観客がいなくても

記録係もおらず対局者2人のみだったとしても立派に成立する様式美がある


野球のスコアブックを見ても

同じヒットでもどんな風に打球が飛び

どんな風に送球や走塁が行われたかなど試合の臨場感や球場の雰囲気は判らない


棋譜は完璧に対局者の指し手を再現することができる


人がいない場所は寂しいものだ

人がいない真夜中の学校

誰もいない海水浴場

想像しただけで寂しい


しかし将棋は2人 いや1人で盤に向かっても成立する美しさがある


携帯ゲーム機やスマートフォンに1人夢中になっている姿は端から見るとかなり寂しい

将棋を1人でやっている姿は寂しさより美しさを感じる


2012/08/04(土) 06:26 超将棋棋士列伝EXTRA
超将棋棋士列伝 EX⑫ 谷川光速流に日本柔道再生のヒントがある
柔道のオリンピック日本代表が男女共に惨敗したのは周知の事実だろう


女子金1 男子金0 の惨敗に終わった原因

自分から動ける選手を育てられなかったと分析しているようだ


つまり日本柔道の肝である一本を狙う柔道をせずに

ポイントを稼いで逃げ切る様なつまらない柔道をしたことが惨敗の理由
らしい


確かにその通りだと思う


しかしここは将棋のホームページである


将棋の場合一本を狙う様な指し手ではまず勝てない

少しずつポイントを稼いでいくやり方の方が勝ちに結びつく


例えるなら一本を狙う様な将棋は「谷川浩司の光速の攻め」である


しかしやはりコツコツポイントを重ねる方が将棋に勝つ為には現実的


ただ日本の柔道家に一本勝ちを狙ってほしいように

将棋の棋士にも谷川光速流のような一本勝ちを狙ってほしい

やはり一本勝ちの方が見ていて楽しいから


2012/08/07(火) 03:37 超将棋棋士列伝EXTRA
超将棋棋士列伝 EX⑬ 前半戦のヤマ場! B級1組4回戦に注目
順位戦B級1組4回戦が目前に迫っているが

前半戦の山場になりそうで注目したい


まず広瀬七段が中田七段に勝てば4連勝となり

ロケットスタートを決めた広瀬の1期抜けが現実味を帯びてくる


また現在3連勝で順位最上位の行方八段と対する阿久津七段

現在2連敗中で負けると3連敗となり昇級に赤信号の苦しい状況だ

好調の行方八段相手に悪い流れを断ち切れるかどうか


開幕前週刊将棋の記者予想で人気のあった丸山九段だが開幕2連敗中で

次局の相手は同じく開幕連敗中の松尾七段である

松尾七段は3連敗中であり負けると降級も気にしなければいけない

丸山九段も負けて3連敗となると1期でのA級復帰に黄色信号が灯る


以上の様にB級1組4回戦は要注目


2012/08/07(火) 03:59 超将棋棋士列伝EXTRA
超将棋棋士列伝 EX⑭ A級順位戦で最もツキの無いのはやはり深浦九段
順位戦A級はまだ2回戦にさしかかったばかりだが

対局数が9局と少ないので開幕連勝と開幕連敗スタートではすでに大差がつく


大方の予想通り下位には前期2勝7敗の高橋九段と新規の橋本八段が沈んでいる


橋本八段もA級順位戦では残留するのがやっとというのが現実のようだ


3期目の渡辺竜王が挑戦者に一番近い存在であるが

A級では最大の競争相手である羽生を直接破らねばまた2位に甘んじる可能性もある

竜王名人の肩書きを名乗るチャンスは渡辺竜王だけにある

そして20代での名人位を実現するには今期が正念場だろう


注目したいのは4度目のA級を戦っている深浦九段

まず深浦九段がすでに不運を被っているのが

1回戦、2回戦の開幕2戦で羽生二冠と渡辺竜王との対局が組まれた事だ


意気揚々と3度目のA級復帰をした深浦九段

開幕から羽生二冠と渡辺竜王の対局は相当にキツい

深浦九段の順位戦でのツキの無さを如実に物語っている


とはいえそろそろ深浦九段にはA級残留のご褒美があってもいいと思うのは私だけか


2012/08/07(火) 04:26 超将棋棋士列伝EXTRA
超将棋棋士列伝 EX⑮ B級2組はすでに昇級最有力候補が決定
C級1組&2組は人数が多いので開幕2局だけではまだまだ展開は流動的だが

B級2組についてはこの開幕2局ですでに差がついている


B級2組で開幕2連勝をしたのは8名 順位順に

戸辺六段、島九段、堀口一史座七段、杉本七段、阿部八段、窪田六段、佐藤天彦七段、豊島七段

以上である


連続昇級の期待がかかる佐藤天彦七段、豊島七段は当然だが順位下位となり

現時点ではまだまだ7番手8番手で不利なようだが、、、


実はもうすでに佐藤天彦七段と豊島七段の2名に昇級の当確ランプが灯っているのである


なぜなら面白い事に開幕連勝した8名のうちの上位6名はお互いに対局が残っており

星の潰し合いとなることが確定しているからだ


ところが佐藤天彦七段と豊島七段は幸運にも対局が組まれていないので

自力で昇級の目が2局を終えた時点ですでに発生しているのだ


B級2組の全勝は過去の例を見ても十分ありうる

佐藤天彦七段と豊島七段の連続昇級は必至かもしれない


2012/08/08(水) 05:32 超将棋棋士列伝EXTRA
超将棋棋士列伝 EX⑯ 夢のチーム戦タッグマッチ実現なるか
ロンドンオリンピック 女子卓球団体決勝戦

卓球王国の中国に敗れはしたものの銀メダルを獲得した

平野早矢香&福原愛&石川かすみの戦いぶりをみて

チーム戦の面白さを見せてもらった気がした


年長の平野早矢香が年少の石川と組んだダブルスで見せたリードは見どころがあった


いつもはライバル同士の棋士がチーム戦で戦うのは実に面白い企画だ

今まさに週刊将棋&将棋世界で双龍戦が開催されている


公式戦に含まれないのがもったいないくらいの豪華な顔ぶれで実に楽しい


内容も真剣そのもの

誌上の企画対局だからといって手抜きは一切なし

初戦で敗れた菅井竜也五段は悔しさで打ち上げを欠席し関西へ直帰したそうだ


アマチュアでは職団戦などもあるがプロは個人戦が主


例えば

同門師弟コンビ 優勝候補 森内俊之名人&広瀬章人七段

年長年少ペア 孫の様な歳の差 加藤一二三九段&佐々木勇気四段


二人でタイトル91期 夢の永世タッグ 中原誠十六世&谷川浩司十七世

棋界最強の棋士が合体 神の共演 羽生善治二冠&渡辺明竜王


まさかの共闘 ミックスダブルス 米長邦雄会長&林葉直子元女流名人

危険度NO.1 露出は任せろ 橋本崇載八段&佐藤紳哉六段


悩殺KO必至 美女シスターズ 鈴木環那女流&室谷由紀女流

美少年と怪物 ハンサムモンスター 中村太地六段&糸谷哲郎六段


こんなタッグマッチなら面白そうで見てみたい

双龍戦をベースに公式の団体戦を立ち上げてはどうだろうか


2012/08/09(木) 01:38 超将棋棋士列伝EXTRA
超将棋棋士列伝 EX⑰ 将棋と人生は思う様にはいかない
将棋は人生の縮図


人が生きる上で特に苦痛を感じるのは

①相手が主張する受け入れ難い相違を自分の主張通りに同意させたい時 と

②自分のしたくない事をしなければいけない

の二つのポイントに直面した時が多い


これはまったく将棋の対局で言い換える事ができる


まず一番自分にとって気持ちの良い事

◯自分の指したい手を指す事 だ

これは人生でも同じ事で

◯自分のしたいように生きる 事ができれば幸せである


しかし人生はほぼ自分の思い通りにはいかない


◯相手にこういう手を指させたい とか 相手の手を変えさせたい というのは

人生でもよくある

◯相手を自分の思う通りにさせたい とか 相手の主張を自分と同じ主張に変えさせたい

という軋轢の元となる心理と重なる


また

◯本当は指したい手を相手に咎められて指せずに、指したくない手を指さざる終えない局面は

◯本当はしたくない仕事や他人からのリクエストを受け入れざる終えない状況 と似ている


そういう意味では将棋は常に相手がいるゲームであり

相手がいる以上常に自分の思い通りにはいかないのである


そんなストレスが溜まる様な、しかも勝ち負けがはっきり出る対局を生業とする棋士は

胃に穴が空く様な過酷な家業であると思う


素人やアマチュアレベルであれば

単に将棋を楽しむこともできるだろう

例えば羽生二冠と対局して負かされてもきっと楽しい 対局できるだけで幸せ


だがプロである以上負ける事は自分が相手より劣るということであり悔しいはずだ


日々お金の心配をしながら生きている小市民も苦しい毎日だが

華やかに見える棋士もストレスの溜まる職業だと想像するのである


2012/08/09(木) 02:13 超将棋棋士列伝EXTRA
超将棋棋士列伝 EX⑱ 易しい将棋文化検定
将棋世界9月号に 将棋文化検定の付録があり目を通した

設問の難度設定が緩すぎではないだろうか


9級、6級、4級、2級とあったが

若干違いはあるもののレベルの違いがはっきりしなかった


2級で4,000円を摂るくらいであればもう少し何とかならないのだろうか


検定自体は良い収入源となると同時に将棋ファンの興味も魅く良い企画だと思うのだが

もっとマニアックな設問が含まれると期待していたので

これでは最高の2級合格率がインフレ状態になるのではないか


せめてもう少し難度を上げるか段位制をとるか名人位などを設けた方が良い


マイコミのPSP将棋ソフトに出てくるような将棋クイズの方が

よっぽど将棋文化検定より解きごたえがあるのではないかと思うのは私だけか


2012/08/09(木) 02:32 超将棋棋士列伝EXTRA
超将棋棋士列伝 EX⑲ 最強王は棋王か王将か?
第6回大和証券杯・ネット将棋最強戦も決勝を残すのみとなった

顔合わせは 郷田真隆棋王 対 佐藤康光王将 である


奇しくも 棋王 対 王将 の旬な対局となったが

やはりタイトルホルダーとなると活躍が目に見えて現れる


二冠を失った久保利明九段が元気のない現状とはあまりにも対照的である


そして栄えある第1回最強王の郷田真隆棋王が2度目の優勝を果たすか注目である


自称不器用な漢(おとこ)である郷田真隆棋王がネット対局で再び戴冠なるか

1秒間に1億と3手読む佐藤康光王将・棋士会会長がネット対局でも読みを極めるのか

最強王は棋王か王将か大いに注目したい


2012/08/09(木) 02:59 超将棋棋士列伝EXTRA
超将棋棋士列伝 EX⑳ C級1組は3回戦を消化し全勝者は7名に
C級1組は3回戦を消化した

人数が多いのでまだ昇級争いの展開は読めない

注目の対局があった


昨年度勝ちまくった中村太地六段は昨期C級2組で

阿部健治郎五段、船江恒平五段と共に10戦全勝で昇級の離れ業をやってのけた

今期も順位下位ながら昇級を期待できるだけの要素があった


なにより六段に昇段したタイトル挑戦が実力を示していた


しかし中村太地六段は八王子将棋クラブの先輩でもあり

憧れでもある羽生善治二冠に盤勝負を含め5連敗と徹底的に打ちのめされた


本人は完敗の結果をどう受け止めたのか知り得ないが

これまで連戦連勝を続けて来た中村太地六段が壊れてしまった可能性は容易に想像できる


事実C級1組3回戦で中村太地六段は怪物糸谷哲郎六段と対局し敗れた

昨期までの勢いなら圧倒的にハンサム中村太地六段に分があった

しかしモンスター糸谷哲郎六段に敗れるようではC級1組を勝ち抜くのは難しいだろう

これで2勝1敗。順位下位のため昇級は限りなく厳しい状況となった


同じく昨期全勝昇級の阿部健治郎五段と船江恒平五段も苦戦している

C級1組といえど勝ち抜くのは容易ではないのだ

しかし今B級、A級に在籍する棋士は皆通り抜けていった道だ 精進してほしい


また降級点争いとなってしまうが

御歳72歳の重鎮 加藤一二三九段と内藤國雄九段の両名伯楽が3連敗と厳しい星取りとなっているが

ぜひ丸田祐三九段の現役記録を抜く活躍を期待したい


2012/08/09(木) 03:29 超将棋棋士列伝EXTRA
超将棋棋士列伝 EX㉑ 高学歴より豊富な経歴
今日隆盛を極めるお笑い芸人は偏差値の低い高校を出た人間も少なくない

しかし勉強はできなかった彼らがテレビの中で司会などを務め活躍する様を見ると

つくづく学歴は関係ないのだなと感じる


米長会長のウェットに富んだ発言

家族は(中略)だが私は頭が良いから東大に行かなかった

というのがあるが事実羽生善治も履歴書を書けば高卒である


しかし羽生のオーラは高卒の人間のそれではない

社会的に認知された立派な公人である


むしろ大学を卒業しても使い物にならないクズとなった人間の方が五万といるだろう

私もそのうちの一人であるが


結局は学歴ではない 昔の日本には学歴社会が根付いていたが

学歴の肩書きを求めるよりも芸人ならばいかに先輩や有力者に可愛がられるかが成功には不可欠であり

棋士ならば学校の勉強よりも専門的な能力の研鑽と経験値がより重要なのだ


一般人でも話は同じ

学校で学んだ勉強は社会に出てまったく役に立たない

社会でどう生きていくかを学ぶには多くの人間に会わなければならない

社会に出て実践と体験を繰り返す事でしか判らない事が沢山あるから


高い学歴よりも豊富な経歴を積み重ねる事が成功への証となるのだ


2012/08/09(木) 15:53 超将棋棋士列伝EXTRA
超将棋棋士列伝 EX㉒ イチローが毎日コメントを出す様に棋士も露出を
ヤンキースに移籍したイチロー

ほぼ毎日(試合後に)コメントを出している

そしてそのコメントは毎日ウェブニュース上で即日公開される


マリナーズ時代は記録を達成した日以外は

シーズン中にコメントを出す事はまったく無かったので

イチロー急に喋り出したなという印象である


実際はヤンキースの規律に従いコメントを出しているのだが

イチローこんなに喋れるんだったら

マリナーズ時代からもっと発言してくれてもよかったのに

少々ツッコミたくなるような気分だ


将棋棋士の発言の場は、現在個人のブログで積極的に行われているものの

感想戦でのやりとりなどは中継ブログなどに接続する必要があり

多くの場合 週刊将棋や将棋世界の記事で目にする機会が多いと思う


一番影響力のあるのはNHK杯の対局前のインタビューコーナーではないだろうか

あのインタビュー自体もここ2、3年のものであり

昔は棋士の語る姿などはトップ棋士を除いてお目にかかれなかった

そういう意味では良い時代になったのだなあとも思う


しかしまだまだ棋士の露出度は低い

露出が単に良いか悪いか別にして

やはりイチローがコメントを出すと聞いてみたい

同じ様に応援する棋士がいたならコメントは常に聞いてみたいものだ


マイナビ(女王戦)ではyoutubeにインタビューなどを公開しているが

もっと棋士のコメントを公開しても面白いと思う


佐藤紳哉六段のようなインパクトも遊び心があって大いに結構だと思うし

豊島将之七段のようにマジメな受け答えもいいと思う

戦うのは棋士だが、ファンあっての将棋界

もっと棋士を売り出すことを考えてもいいのではないか


2012/08/11(土) 01:17 超将棋棋士列伝EXTRA
超将棋棋士列伝 EX㉓ なでしこに見る大団円の迎え方
ロンドンオリンピック女子サッカー決勝

なでしこ 1-2 アメリカ


敗戦してなお良い試合内容だった


言い換えれば敗戦はしたが「大団円」を迎えたという印象だった


「大団円」とは「すべてがめでたく解決する結末」という意味だ(辞書より)


なでしこのシナリオにはバッドエンディングの要素が沢山あったはずだ


例えば決勝戦まで勝ち抜くまでに

W杯後のオリンピックアジア予選で敗退しオリンピック出場を逃す

オリンピック本大会予選グループリーグで敗退し決勝トーナメント出場を逃す

決勝トーナメント1回戦で敗退ベスト16で終わる

決勝トーナメント準々決勝で敗退しベスト8で終わる

決勝トーナメント準決勝で敗退し金、銀メダルを逃す

決勝トーナメント3位決定戦で敗退し銅メダルを逃す


このようなバッドエンディングをすべて乗り越えて回避してきた訳だ

決勝まで勝ち進んで来た時点で出来過ぎのシナリオだが

決勝戦でも恐ろしい最悪のシナリオ=バッドエンディングは用意されていた

それは

決勝戦でアメリカに0-3,0-4,0-5などの大敗のスコアで決勝の試合をぶち壊して終える

というものだった


しかし なでしこはこの最終最悪のシナリオさえも回避してみせた


そればかりか

1-2という均衡のとれたスコアでしかも0-2から追い上げる試合展開であり

1-2になった時点ではまたエース沢が奇跡を起こして追いつくのではないかとまで思わせてくれた事で


敗れて銀メダルに終わったものの

金メダルで2冠制覇

と同じくらいのグッドエッンディング=大団円を迎えられたのである


敗れてなお「すべてがめでたく解決する結末(大団円)」を迎えられたのは

試合内容があのような素晴らしい試合だったからだ


そして思う

感動を呼ぶのはなでしこがベストを尽くしたから


スコアは1-2かもしれないが ほんのわずかなアヤ(宮間、鮫島ではない、笑)で

5-2,あるいは1-5のようなスコアになっていたかもしれない

しかしあれだけゴールポストに当たる様な際どいシーンがありながら

1-2という非常に緊迫感のあるスコアに落ち着いたのは

なでしこがベストを尽くした結果だと思う それが大団円を結果として迎えられたのだろう


将棋でもタイトル戦の盤勝負で0-3,0-4の結果では盛り上がらない

現在進行中の王位戦は藤井猛九段から見て1-3になったが

藤井九段にはベストを尽くしてもらって

第七局までもつれるような僅差で拮抗した勝負を期待したい


2012/08/11(土) 01:56 超将棋棋士列伝EXTRA
超将棋棋士列伝 EX㉔ B級1組広瀬章人七段は昇級に当確ランプ
EX⑬で触れた様に順位戦B級1組の4回戦を消化した時点で今期の展開がはっきりした


主な棋士の戦績を成績順に並べる

順位

 5 行方尚史八段 4-0

12 広瀬章人七段 4-0

 2 久保利明九段 3-1

 9 鈴木大介八段 3-1

 7 井上慶太九段 1-3

10 中田宏樹八段 1-3

 1 丸山忠久九段 0-3

 3 阿久津主税七段0-3



これではっきりしたのは4-0のロケットスタートを見事に決めた広瀬章人七段の昇級が確定したことだ

B級1組は全12戦だが1/3の4戦を4勝した時点でB級1組でも広瀬の実力が抜きん出ている事を実証した


行方はA級1期の経験があり昇級してもおかしくはないが他の棋士にもまだまだチャンスはある

そう思うデータがある


現在星取り3-1で3、4番手につけている久保と鈴木は直接対決をすでに終えているのだ

行方が逃げ切るのは容易ではない


週刊将棋の記者予想で昇級候補として人気の高かった丸山は全敗で降級の危機

前期連続降級の藤井猛九段の例があるので尚更ありえない話ではない


また今期昇級候補の一人でもあった阿久津主税七段もまさかの3連敗で現在最下位

前期わずか1勝の差でA級を橋本崇載八段に奪われ次点に終わった阿久津だが

今期は残留を目標にシフトするしかないようだ


しかしまだ丸山と阿久津には希望がある

順位が1位と3位の為に対戦の残っている降級候補の井上慶太九段と中田宏樹八段に勝てば

自力での残留が見えてくる


B級1組には鬼が棲むそうなので予想もしない展開も大いにありそうで目が離せない


2012/08/13(月) 20:58 超将棋棋士列伝EXTRA
超将棋棋士列伝 EX㉕ オリンピックとドラクエのラスボス
オリンピックがオワタ


燃え尽き症候群


何に?


冷房の効いた部屋でテレビ見てただけなんですけどね(ワロタ)



金メダルを取った選手は次に何を目指すのだろう

金メダル連覇も立派な目標であろうが

次の目標を持てずに燃え尽き症候群になる選手も少なからず居るのではないだろうか


この脱力感は何だろうと考えたとき

ドラゴンクエストで最終ボスを倒した後の脱力感を思い出した


大魔王渡辺明竜王もといハーゴンを倒しシドーを倒してエンディングを見た時

寂しい気持ちになったものだ


ドラクエの目標はラスボスを倒す事にあるはずなのだが

ラスボスを倒して物語が終わった瞬間

毎日楽しみにしていた冒険が終わってしまった寂しさを子供心に感じた記憶がある


そう大魔王渡辺明竜王(←しつこい)もといラスボスを倒した後の心境

オリンピックが終わった後の燃え尽き症候群はにている


2012/08/14(火) 03:52 超将棋棋士列伝EXTRA
超将棋棋士列伝 EX㉖ サインと握手と撮影と
自分を見失わない


急に注目を浴びるようになって周囲の環境が変わった人が陥り易いワナ


ちやほやされて勘違いする人間も多い

な◯しこの◯澄選手は自分の立ち位置を見失っていないので感心する


なで◯こリーグを知ってもらう為にW杯後は広告塔役を買って出た川◯選手だったが

五輪後は無意味な露出を避け自分がするべき事に集中すると宣言している


タレント事務所と契約をせず自分を見失わない彼女は真のアスリートである

それでいてやる事成す事すべてが何をやってもうまく良い方向に回っていくのだ


棋士もタレントとは言わないが素人とは明らかに住む世界は違う

羽生善治二冠とまでは言わなくても四段の棋士でも一般人とは違う世界で生きている


例えば将棋祭りなどがあったら

棋士はファンにサインを頼まれ握手をし一緒に記念撮影の1枚でも収まるだろう


そんなことは一般市民は味わえない感覚


自分を見に多くの人が並ぶ

皆の視線が自分に注いでいる

自分を見る眼差しは羨望の眼差しである



こんな体験をしたら人は勘違いをして当然である

俗に天狗になるというやつだ


スターやセレブはその比ではない

さぞかし気分の良いことだろう とは思うが

かわす◯選手が自分の容姿にばかり注目されることに嫌気がさしたのは想像に難くない

棋士だって外見でなく棋譜に注目してほしいのは当然である


しかし素人の身分では一緒に写真撮ってもらっていいですかなんて言われてみたいものだ


2012/08/14(火) 04:12 超将棋棋士列伝EXTRA
超将棋棋士列伝 EX㉗ 棋は対話なり
人間はとどの詰まり

しゃべることが人生である


時に口は災いの元と言う様に

トラブルの元凶でもあるが 名言を産む部位でもある


しかし人間は話をしたい生き物


どんなに出世して成功を収め大金を手にしても1人孤独だったら成功者と呼べるだろうか


金が無くても話をする相手がいたらきっとどんな不幸の底に居ても救われるだろう


会話することを放棄したなら人生を放棄する事と同じ


棋は対話なりと言う

棋士は直接会話しなくとも相手と通じ合えるのだ


同じ共通言語があるなら たとえそこに会話はなくとも人は通じ合うことができる


2012/08/14(火) 04:24 超将棋棋士列伝EXTRA
超将棋棋士列伝 EX㉘ 歩を取ってみよう。すべてはそこから始まる
すべては経験がモノを言う

人はそもそも経験の積み重ねによって今の自分がある


極端に言えば

生涯に10局指した人生涯に10万局指した人がいたとして

10局経験者に才能があったとしても

10局経験者の方が棋力が上だったとしても

10万局指した人には勝てないだろう


逆説的に言えば

経験を重ねたら人は何でもできる


オリンピックで新体操やシンクロを見た時

とても人間技には見えなかった


しかし人間は経験を積めば信じられない事もできるようになる


不可能を可能にするには不を取ってみる事


将棋もまずは歩を取ってみる事


すべてはそこから始まる


2012/08/15(水) 22:35 超将棋棋士列伝EXTRA
超将棋棋士列伝 EX㉙ A級順位戦は羽生二冠と佐藤王将が一歩リード
A級順位戦は2回戦を消化して現在の成績順は以下の通りである

順位

1  羽生善治二冠 2-0

3  三浦弘行八段 2-0

7  佐藤康光王将 2-0

2  渡辺 明竜王 1-1

4  谷川浩司九段 1-1

5  屋敷伸之九段 1-1

10 深浦康市九段 1-1

6  郷田真隆棋王 0-2

8  高橋道雄九段 0-2

9  橋本崇載八段 0-2


まず前期9戦全勝で名人に挑戦しながら奪取に失敗した羽生二冠

2連勝でやはりというか隙が無い所を見せつけている

特に2局目の郷田棋王戦に勝った事で今期も羽生強しの印象を与えている


対抗は同じく2連勝の佐藤王将である

1度B級1組に陥落しながら1期で復帰を果たし王将も獲って見事に蘇った康光棋士会会長

再び名人挑戦で不死鳥の活躍をするか注目


深浦康市九段が1、2回戦の羽生、渡辺戦を1-1で乗り切った

今期こそ残留に王手といったところか ただ順位10位が気になるところだが、、、

また深浦が羽生に敗れ渡辺に勝ったことで間接的に羽生の援護射撃をしたところが深浦らしい♡


2連敗組で気になるのは まず郷田真隆棋王

まだ佐藤王将、渡辺竜王戦が残っている

順位上位の為、高橋九段、橋本八段よりは安心だが久保二冠陥落の例もあるので油断はできないところだ


同じく2連敗組の橋本八段はすでに降級黄色信号が灯った

まだ渡辺竜王、羽生二冠、郷田棋王戦を残している

開幕2連勝で橋本が上位に居たら将棋界の勢力図も変わっていただろうと思うと非常に残念


開幕前の予想では挑戦が渡辺竜王、降級が高橋九段、橋本八段であったが残り7/9のドラマに注目したい


2012/08/15(水) 23:45 超将棋棋士列伝EXTRA
超将棋棋士列伝 EX㉚ 瀬川新五段誕生で旋風なるか瀬川将棋
瀬川晶司四段が昇段規定四段昇段後100勝により五段に昇段されました

めでたい

おめでとう瀬川五段


これで懸念のねじれ現象も解消された


第1回、第2回と加古川青流戦に参戦した瀬川四段(当時)であったが

これでめでたく加古川青流戦から卒業である(参加規定四段以下のため)


新人王戦は年齢制限によって四段でありながら参加資格を元々有してなかった

加古川青流戦に40代の瀬川四段(当時)が参戦するという違和感はこれで解消された


瀬川新五段にはぜひ八段まで昇段してもらい達人戦に出場する姿が見たい

40歳以上の参加資格年齢は既にクリアしている)


もう新人とは呼ばせない! 瀬川五段の活躍に要注目だ


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